(※引用元はD Haplogroup (Y-DNA) Projectから)


★本日は、伊勢神宮の外宮での式年遷宮祭の日ですね(*^^*)(2013.10.5)

先日10月2日、内宮で挙行されました式年遷宮祭に謹んで奉拝いたして参りました。本日は私(ハプログループD2)は、伊勢へは参れませんが、遷御の儀の始まる時間に合わせて遥か伊勢外宮の方に向いて遥拝いたしました。

さて、有史以来 御皇室を奉戴してきた世界に例を見ない日本人の本質の宿るY染色体のハプロタイプD2について、日々探求しておりますが、FTDNAのサイトのハプログループDを研究しているプロジェクトの中に、フィリピン・セブ島の「D」以外にもカザフスタンの「D」のデータがある事に気づきました。

ただ、カザフスタンの「D」の方は「DYS393」から「DYS565」までの58個のSTRまでしか検査されておりません。しかし、貴重なデータであることは間違いありませんので、この58個のSTRを、「フィリピン(セブ島)のD(上)」・私「日本(兵庫県)のD2(真ん中)」・「カザフスタンのD(下)」を各々比較してみました。
すると、


1)フィリピン・日本・カザフスタンともに同じ値(緑色部分)…19/58(32.7%)

2)フィリピン・日本が同じ値(赤色部分)…7/58(12.3%)

3)カザフスタン・日本が同じ値(赤色部分)…12/58(20.6%)

4)フィリピン・カザフスタンが同じ値(黄色部分)…10/58(17.2%)

5)フィリピン・日本・カザフスタンともに違う値(囲み無し)…10/58(17.2%)


…よって、この限られたデータでは、フィリピンとカザフスタンの「D」よりも、カザフスタンの「D」と日本の「D2」の方が近い値となりました。ただフィリピンの「D」と日本の「D2」に関しては111個のSTRで比較が可能であるのに対して、カザフスタンの「D」は、58個のSTRまでしかデータが無いので、カザフスタンの残り53個のSTRが比較出来ないことには、本当の結論は出そうにありませんが、一応この比較の結果をご報告いたします。

ちなみに、フィリピン・支那・カザフスタンのDと日本のD2とのSTR比較はこちらへ。

(※データ引用元のD Haplogroup (Y-DNA) Projectの原文は英語ですが、Google Chromeで翻訳すれば、詳細を日本語で読むことが出来ます)

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