大阪・能勢「野間神社」の『忠魂碑』(皇紀2674.8.15撮影)


★大阪府豊能郡能勢町にある「野間神社」の『忠魂碑』にお参りしました。 (皇紀2674.8.15)

本日は、第69回終戦記念日ですね。大阪府豊能郡能勢町にある「野間神社」の『忠魂碑』にお参りしました。川西市は晴れていたのに、能勢は大雨でした。

「野間神社」は、神武東征の昔、長臑彦を誅して帰順した饒速日命をご祭神としてお奉している神社で、饒速日命の子孫が物部氏であり「武士(もののふ)」の言葉に起源もこの「物部」から来ております。

つまりは、武神をお奉している神社なので、まさに『忠魂碑』が建てられるのに相応しい場所と言えそうであります。

この『忠魂碑』は、機雷の上に砲弾を載せて作られたもので、今まで「奉納砲弾」を数々見てきた私も始めて拝見した、極めて個性的な作りとなっておりました。

揮毫者は「大将 藤田尚徳 書」となっており、「大将」の上部に書かれていた文字は欠損しておりましたが、これは昭和天皇の侍従長をお務めになられた、藤田尚徳海軍大将のことなので、欠損部分には「海軍」の文字があったと思われます。

能勢には、妙見山の山頂にも忠魂碑がありますし、妙力講による奉納砲弾もあります。また隣接した地域には、川西市多太神社の忠魂碑や、池田市細川の細川神社にも忠魂碑があります。

このあと、戦歿者慰霊祭に出席のため『大阪護國神社』へ向かいました。

所在地:大阪府豊能郡能勢町地黄291番地
最 寄:「野間神社」拝殿右奥
形 状:機雷と砲弾の実物を奉納
揮毫者:海軍大将 藤田尚徳(昭和天皇の侍従長)

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