★これが、FTDNAによるハプログループDのY染色体の移動経路です(※出典はFTDNAから)。

この地図で見過ごしてはいけない点は、「日本列島のD(D2)」と「朝鮮半島のD(D1)」が、近世における相互関係が無いということであります。

何も知らない人が見れば「ハプログループD」は「日本→朝鮮」に渡ったか、あるいは、その逆では無いかと思われがちですが、この復元図によれば、両者には数万年の隔たりがあり、【互いに別ルート】で日本・朝鮮の各地に到達したということを表しているようです。



【参考】
Y染色体ハプログループD系統の世界拡散ルート。

ジェノグラフィック(Geno1.0)によるD系統の世界拡散ルート。

【D2】は、やはり南方ルート?

日本固有のY染色体DNAハプロタイプの移動


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