開票速報より(皇紀2675.5.17撮影)


★「大阪都構想」敗北。奉祝【大阪市存続】へ!(皇紀2675.5.17)

本日は、大阪都構想の住民投票の日。私のFBの知人の中でも賛否両論ありますが、私は勿論【反対】である。…が、もっと言うと、今回の住民投票でお互いが目の仇にしあって「保守」が分裂しないで欲しいと思う。賛成派が勝っても、反対派が勝っても、遺恨を残さず、共に【憲法改正】に向かって邁進して行きたいと思うのである。



(追記)かなりの接戦でしたが【大阪市存続】へ。

良かったね!(*^^*)


個人的には【大阪都構想】というチンケなネーミングでは無く、【大阪特区構想】【大阪副都構想】なら、賛成派が勝っていたのではないかと思い、最後までハラハラとさせられた。


それから、菅官房長官の「個人的には…」と前置きしての発言は余計(完全にKY)だった。あの発言のせいで、賛成票を投じた自民党支持者が少なからずあったのでないかと邪推してしまうのである。

菅官房長官は、好きな政治家なので、あのタイミングで敵を利することになるあの発言は無いだろうと非常に残念に思う。東京目線から見てしまっていて、大阪の空気を完全に読み損ねたのであろう。


振り返れば、「維新の会」も【大阪都構想】さえ無ければ、「労働組合」「イレズミ職員」に鉄槌を下したり、「国歌起立条例」を作ったりと、大阪に良いことをした面も評価せねばならないと思う。

…しかし、【大阪都構想】が敗れたから政治家引退ってことは、この人物にとって【憲法改正】より【大阪都構想】のほうが重要だったのか?? という一抹の疑問が沸き起こるのも確かである。

やはり、国政レベルの視野は無い人物なのだろう。【憲法改正】を餌に人を集めて、結局【大阪都構想】をやりたかっただけという気がしないでも無い。だとすれば、「維新」の夢に振り回された人々は、洵に気の毒という他ないのである。

最後に、橋下市長の引き際を弁えた潔い「敗北宣言!」は、好感が持てたので、功罪を比して、今までのことは、すっぱり水に流し、今後は、橋下市長をあまり悪く言うのは辞めようと思う。


さて、良いニュースばかりでは無い。今回の住民投票結果分かった懸念材料は【70代だけが大差で反対】票を投じていることである。

今回は良い方に転んだのだが、今後行われる【憲法改正】の住民投票でも、このこの俗に団塊左翼とも呼ばれる70代層は【反対】票を投じるのでは無いかと思うと、あまり楽観視できない情況であるのも確かだろう。

若年層の人々は、【憲法改正】に肯定的な意見を持っていても兎角「他人任せ」で投票に行かないのである。一方、高齢者は投票に行くのが当然と思って育った世代である。

このジレンマをどう解消するかが、今後の課題となるであろう。



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