兵庫県尼崎市の「西長洲八幡神社」にある『報國塔』(皇紀2674.9.10撮影)


★兵庫県尼崎市の「西長洲八幡神社」にある『報國塔』へお参りました。(皇紀2674.9.10)

台座部分には「出征氏名、日清 今井友吉、同(故) 岩井秀三郎、同 西村久吉、日清日露 山田市松、北清日露 関山亀太郎、日露 西村佐之助、同 吉野音吉、同 中井為三、同 上田重吉、(故) 松井勝太郎、同 小寺伊蔵、同 小寺長三郎、同 小寺與三吉、同 北澤庄太郎、同 関山市松、同 鈴木秀信、同 杉本與一、日独 小寺巳之助、尼港 小寺光蔵、(故) 小寺幸次郎、日支 大津宇一」と出征軍人の御芳名が刻まれており、台座には「日支事変記念、帝國在郷軍人会 小田村分会、第13班、小田青年団西長洲支部、昭和7年11月建設」とありました。これは、郷土から出征された方々の武運長久を祈って建てられたものです。

「日独戦争」というのは、第一次世界大戦のことで、日本は日英同盟に基づき、青島のドイツ軍を攻撃し勝利を得ました。

台座の形状から推定すると、兵庫県伊丹市にある「奉納砲弾」のように、この碑の上部に砲弾が奉納されていたのではないかと思われます。

この碑の隣には『八紘一宇遥拝碑』があり、隣接する「西長洲八幡公園」には、『平和塔』があります。


所在地:兵庫県尼崎市西長洲町2丁目15番8号
最 寄:「西長洲八幡神社」内
形 状:円柱型
揮毫者:陸軍大臣 荒木貞夫
建立年:昭和7年11月
建碑者:帝國在郷軍人会 小田村分会、第13班、小田青年団西長洲支部

■HOMEへ