(※『出雲国造千家系図』引用元はこちら)


★典子女王殿下・千家国麿様、ご婚約内定おめでとうございます!(*^_^*) (皇紀2674.5.28)

出雲千家氏は、皇祖瓊瓊杵尊の天孫降臨に先立って、出雲を平定する為に天下りされた天穂日命の直系の子孫であらせられます。南北朝の時代に千家氏と北島氏に分かれてより、出雲国造の職を交互に相続されましたが、明治の御世に至って、千家氏を以って正統とされ今に至ります。

菅原道真や、大江氏、戦国大名の毛利家なども総てこの天穂日命の男系子孫にあたります。

千家氏の2代目(第57代出雲国造)千家直國の娘は、出雲源氏の大熊氏弘と婚して、のちに第58代出雲国造を相続する千家高國を産みます。出雲千家氏は、この唯一の例外を除いて歴代総て男系男子で相続しておりますので、Y染色体は出雲源氏と同じ系統に属すると考えらえます。

すなわち千家高國から遡りますと「千家高國―大熊氏弘―大熊氏貞―大熊宗泰―塩冶時綱 ―塩冶貞清―塩冶頼泰―隱岐泰清―佐々木義清―佐々木秀義(1112-1184)」となり、佐々木氏は伝承によれば、宇多天皇の後胤なので皇室につながることになります。

一方、出雲国造の分系である北島家は、系譜によれば歴代総て男系男子で相続しておりますので、「天穂日命」のY染色体を伝えていることになりますが、天穂日命は瓊瓊杵尊の叔父にあたるため、神話の系譜系統が正しければ、天穂日命も瓊瓊杵尊も結局は同じY染色体の系統に属することになると思はれます。


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