★「乳糖不耐症」と「海藻を消化する酵素」(2013.5.17)

牛乳は本当に健康飲料?
というサイトを読んで思うこと。

いくつか思い当たるフシがあります。

まず、私と姉は、出生してからすぐ母乳をすぐ吐いてしまうということで診断を受けたところ、「乳糖のフカサヨウ(漢字不明・非分解作用のことか?)」により先天的に母乳が飲めない体質ということで、「ボンラクト」という牛乳成分を含まない粉ミルク(豆乳のような成分ものらしい)で育ったとのことです。

この「乳糖のフカサヨウ(漢字不明)」というのが今日良く言われている「乳糖不耐症」と同じものかは良くわかりません。

小学生の頃には普通に牛乳が飲める体質になっていたので、私自身は特に意識したことはなかったのですが、 高校生ぐらいの育ち盛りの時期に牛乳をガブガブ一日に1リットルぐらいのペースで飲んでいたところ、ある日突然、牛乳を飲むと下痢をするようになり、元々母乳が飲めなかったという話を思い出し、しばらく牛乳を飲むのを控え、…それから、序々に、 一日にコップ一杯程度飲むぐらいに控えて現在に至ります。…ちなみに、私は全く知らなかったのですが、父は牛乳を飲むとお腹が すぐゴロゴロする体質だそうです。

…まあ、日本民族は元々漁労生活をして南方から北上してきた人々なので、牛乳というものを日常に飲むようになったの歴史はかなり浅く、飛鳥時代に奈良の飛鳥鍋というのは牛乳で煮込んだ料理があったらしいですが、日本食としては根付かなかったようなのであります。
これは、伝統的に牧畜を営んできた欧米人には乳糖不耐症の発生頻度が低いという事実とも合致するようであります。

また反対に、ワカメなどの海藻類を消化する酵素を持っているのは日本人だけだそうです。

私もこの年齢になって、矢張り日本人は日本食を採ることが一番健康に適っているのではないかとつくづく感じる次第であります。ではまた明日(^0^)v


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