(※引用元はKorea DNA - Y-DNA Member Distribution Mapから)
★FTDNAのサイトによる「朝鮮半島のY染色体分布地図」(2013.10.7)
朝鮮半島のY染色体の分布状況は、我が国とは全く趣を異にしている。
総覧して言えるのは、「C3e1」が南西と東北に分断されて存在していることだろう。
これは、元々北方系の「C3e1」が朝鮮半島のほぼ全域に分布していた処に支那大陸から東進した「O3a2」が半島に来住し、九州北部から「O2b」ないし「O2b1a」「O2b1b」が北上した結果、「C3e1」が南西と東北に分断されたのではないかと思われる。この北東から南西へと南下した【C3e1】の種族は、現在もオロチョン(91%)、エヴェンキ(68%)、ブリヤート(84%)の高頻度の割合を占めていることでも分かるが【扶餘族】であろうと思われる。
(※Y染色体に関して書かれている文献の中で、往々にして、不穏なる半島国家のプロパガンダ(妄想)を論じたもの、もしくはその孫引きである可能性の高いものがあり注意を要する。その見破り方は、用語の中で、朝鮮半島を「韓半島」・朝鮮民族を「韓民族」と呼んだり、北朝鮮を「北韓」、日本海を「東海」と書いたりする類の輩である。こういう用語を使う論者の文献は全く信用してはならない)
(※ちなみに日本列島のハプログループ分布図はこちらへ)
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