(詳しくはISOGG 2014 Y-DNA Haplogroup D Treeへ)


★ISOGGのDの系統樹が更新!(2014.5.23)

ISOGGのDの系統樹が「Version: 9.66 Date: 23 May 2014」で、大幅に更新されておりました。
日本固有のD2系統や従来の「D1, D3」系統は「D1」の系統になり、フィリピンの「D4」が「D2」系統に変更されておりました。これは、FTDNAのD系統のグループの現在の管理人であるK氏が分岐系統を調べることに御盡力され、メンバーの方々が協力されたことによるものが大きいと思われます。

さて青線で囲った部分が私の持っているSNPの部分です。最新の系統樹によれば、私は【D1b2a(D-CTS220)】であるようです。


2月からのFTDNAのサイトは奇妙なDの系統樹となっておりますが、これはこの改編を見越しての変更だったのでしょうか??

しかしながらFTDNAではの間違いが訂正されていないばかりか、逆に「Geno2.0の鑑定結果を信頼できない」として私の「Geno2.0で得られたSNP」の部分を表示から消してしまっております。相対的に判断すればFTDNAで調べた「PAGES00003(陽性)」の部分が間違いで「Geno2.0で得られたSNP」の部分が正しいのは明らかなのですが…。

…な訳なので、「Geno2.0で得られたSNP」の部分から導きだされるハプログループと、FTDNAが主張するハプログループは大きく食い違いをみせております。

両者は同じラボ、同じ分析機器を使っているのにこうも食い違うのかとあきれてしまうところです。(※23andMeでの食い違いは問題外だが…)

FTDNAの場合、私のことを強固に「PAGES00003(陽性)」と思いこんでいるがために、本来Geno2.0で「D-PAGES00003」とされている人がさらにズレてしまっているという由々しき問題も生じております。(※私はGeno2.0では「D-M55」である)


このFTDNAの問題はいつ解決するのんでしょうかねえ。(つづく)

※ちなみに2014年4月26日のISOGGの系統樹はこんな感じでした。
そして、2015年7月25日にD1b2a2b(D-Z38289)となりました。

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