GHQは『神道指令』という名の基に思想弾圧を行った


★GHQの『神道指令』の問題性

GHQの神道指令事件とは、皇紀2605昭和20年(昭和20年)12月15日、連合國最高司令官総司令部(GHQ)が大日本帝國政府に対して要求した思想弾圧事件のことです。正式には「国家神道、神社神道に対する政府の保證支援、保全、監督、並に弘布の廃止に関する件」というもので、以下の内容が、我々日本人に対してつきつけられました。


一、学校、学校の構内及び構内に準ずる場所に在るものは撤去する。

二、公共の建造物及びその構内、又は公共地に在るもので、明白に次のような「軍國主義」的、又は「超國家主義的思想」の宣伝鼓吹を目的とするものはこれを撤去する。

イ、「日本天皇」は其の祖先、家柄及び特殊なる起源の故を以て「他國の元首に優越する」との教義。

ロ、「日本國民」は其の祖先、家柄又は特殊の起源の故を以て「他國民に比し優越し居れり」との教義。

ハ、「日本諸島」は特殊の起源の故を以て「他国に比し優越し居れり」との教義。

ニ、日本國民を欺瞞し以て侵略戦争に導入し、又は他國との紛争解決の為道具としての「武力行使を賛美」するに役立つ其の他の教義。

単に「日露戦役記念碑」や、「忠霊塔」・「忠魂碑」等の戦歿者の為の碑であることを示すに止まるものは原則として撤去の必要は無い。


このGHQの『神道指令』という思想弾圧事件により、日本神話は、伝説上の事柄であり、侵略戦争を美化するための道具としたのだという主張を一方的に押し付けられ、日本文化の「源」といえる国学思想の弾圧を謀り、日本民族の弱体化、ひいては日本の国家破滅を主導したのです。

この「神道指令」は、昭和27年のサンフランシスコ講和条約を以て、法的には無効になったにも関わらず、この非道で野蛮なる姦計は日本を呪縛し続け今日に至っているのです。日本は戦後70年にもわたって冤罪を被せられたままでいるのです。


例えば「日本は神国なり」という当たり前のことも言ってはならないと、こんなにも酷い占領政策を行ったのです。身命を捧げられた、護国の英霊の気持ちに背いたままいつまで過ごさねばならないのでしょうか?


内外の奸敵と闘い、国体を正位に復することが我々に課せられた使命であると深く感じてなりません。



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