兵庫 養父市「舟山神社」にある『忠魂碑』(皇紀2673.11.7撮影)


★兵庫 養父市「舟山神社」にある『忠魂碑』へお参りました。(皇紀2673.11.7)

「舟山神社」の本殿右側に忠魂碑が建てられております。忠魂碑は本殿向きに建てられているので、忠魂碑にお参りすることで、その奥に見える「舟山神社」の本殿も遥拝できるような位置に建碑されておりました。

今は平穏無事な、のどかな山村ですが、忠魂碑の背後の基段部分にこの忠魂碑の沿革が刻まれておりました。


  頌歴
昭和20年8月大東亜戦争に敗れ、忠魂碑も
破毀するの止むを得ざる処となり、忿恚
の精、耐えざるものありしが、歳遷り、
漸く、祖国独立するや、之の碑を再建し、
大東亜戦争戦歿者を合祀し「恒久の平和
を希求するの碑」とし、普く浄財の寄進を
仰ぎ、茲に『忠魂碑』を再建す。
昭和31年3月 有志


大東亜の新秩序建設の聖戦に敗れ、忠魂碑を破毀しなければならなかった当時の人々の悔しさが分かると共に、積極的恒久の平和の為に、この碑を再建した思いがひしひしと伝わってまいりました。

この碑の左脇には明治時代に建てられた『征露紀念碑』と『奉納砲弾』があります。

所在地:兵庫県養父市八鹿町伊佐字山ノ段681ノ1番
最 寄:「舟山神社」本殿右側
形 状:石碑型
揮毫者:陸軍中将 本庄繁
建立年:昭和3年11月
建碑者:帝国在郷軍人会
再建立:昭和31年3月
再建者:八鹿町有志

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