兵庫県淡路島(南あわじ市)の「若人の広場」にある『学徒出陣戦歿者慰霊碑』(皇紀2674.10.21撮影)


★『学徒出陣戦歿者慰霊祭』へ参列しました。(皇紀2674.10.21)

本日、10月21日は、今を去ること71年前にあたる皇紀2603年(昭和18年)、明治神宮外苑競技場の於いて「出陣学徒壮行会」が文部省主催、陸海軍省等の後援で実施された日であります。「全國戰歿學徒を追悼する會」の主催による『学徒出陣戦歿者慰霊祭』に参列のため、湊川神社に集合し、貸切バスにて淡路島に向かいました。

国生みの島・淡路島の南端附近の山頂にある「若人の広場」には、学徒を象徴する「ペン先」をモチーフにした、丹下健三の設計による三角型のモダンな慰霊碑が建立され、美智子妃殿下ご臨席を賜い落成されました。

学徒出陣された戦歿学徒は頭脳明晰で、飛行の訓練を受け特攻などの国防の粋となる過酷な任務につかれた方々もおられます。しかるにこの学徒のご英霊の殆どは、若くして未婚のまま散華された為、ご子孫がおられません。我々が慰霊のともし火を消してしまっては、後世、誰が彼らを省みてくれるのでしょうか?

本年は「若人の広場」が修築工事中(※阪神大震災や老朽化によるため)の為、その麓にある広場にて挙行されました。海上自衛隊の喇叭隊、神式・仏式・キリスト教式で宗派を超えて、英霊に哀悼の洵を捧げて参りました。

※写真の山頂に見えるのが「若人の広場」です。

所在地:兵庫県南あわじ市 阿万塩屋町2658番地7号
最 寄:南あわじ市「若人の広場」内(本殿左奥)
形 状:モニュメント型(ペン先)
建立年:昭和42年
設計者:丹下健三

■HOMEへ